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LA BIOGRAPHIE DE LUKA PHILIPSEN
    ルカ・フィルプセンの伝記  (2000.5)
1. Dimanche en hiver
2. Dans ma ville
3. Seule
4. On est loin
5. Sur le fil
6. Peut-etre
7. Reste la
8. Decrocher les etoiles
9. Jardin d'hiver
10. Aeroplane
11. Deux
12. Les mercenaires
13. Autour de l'arbre
 ケレン・アンの記念すべきファーストアルバム。発売当時、ケレンは25歳だったのでわりと遅咲きのデビューということになります。ジョニ・ミッチェルが1943年生まれ、1968年デビューなのでほぼ同じということができるかもしれません。しかし同じ年齢だったジョニは、結婚、出産、離婚というそれまでの自らの身に降りかかったドラマを“私の王様”や“アージ・フォー・ゴーイング”などの歌にしました。彼女の人生そのものが一つの物語だったわけです。ではケレンはどうしたか。この作品はルカ・フィリップセンという想像上の人物の一生を描く、というコンセプトアルバムだそうです。それが彼女のアイデアなのかビオレーの戦略だったのかはわかりませんが、とにかく彼女は他人を通して自分を語るという手法でデビューしました。
  ジャケットのケレンは金髪ですが、実際は黒に近いブラウンです。彼女がほんとうの自分を見せ、本当の声で歌い始めるのが次作からだという気がします。それともそれは僕がセカンドを偏愛してるからなのでしょうか。




LA DISPARITION
    消失       (2002.4)

1. Au coin du monde
2. Le sable mouvant
3. Les rivieres de janvier
4. a corde et lLes chaussons
5. Surannee
6. Ailleurs
7. L'illusionniste
8. La tentation
9. Mes pas dans la neige
10. Le chien d'avant garde
11. La disparition

 僕が初めてケレン・アンの作品に出会ったのがこのアルバムです。きっかけはHMVの新世紀French Pops Sceneという特集でした。その中でふとこの薄紫のもの寂しそうなジャケットが目にとまったのです。正直、ケレン・アンという名前など聞いたこともなかったのですが、試聴した感じが良かったのと、その時ちょうどセール中(¥1599)だったということもあって、まぁ買ってみるかぐらいの軽い気持ちでぽちっとクリックしました。
  アルバムはギター一本の弾き語りで静かに始まり、やがてケレンの声がぎこちなく入ってきます。寝起きのような、今にも消えてしまいそうな声。薄紫の靄の中で心地よいまどろみの中にいるような曲です。そして次の2曲目がものすごく暗い。暗い2曲目といえば、メアリー・ホプキンの『悲しみのリーディ・リバー』を思い出しますが、この2曲目で思いきり落ち込んだあとの3曲目が素晴らしい。フランス語は世界で最も美しい言語だと言われますが、フランス語の持つ響きの美しさをこれほどまでに感じさせてくれる曲はありません。この“Les rivieres de anvier”にケレンのヴォーカル魅力の全てが集約されていると言っても過言ではないでしょう。この後に続く曲も名曲揃い。どの曲が欠けても画にならない、捨て曲無しの名盤です。
 CDって出会いだと思いませんか。ふと買ったCDが一生のパートナーになるこだってあるかもしれません。僕にとってはジョニ・ミッチェルの『BLUE』、リッキー・リー・ジョーンズの『浪漫』、そしてこの『LA DISPARITION』の三枚が生涯の三枚になりそうです。ケレン・アンを買うならまず最初の一枚、そして究極の一枚がこの作品です。




NOT GOING ANYWHERE
  ずっと、ここに…   (2003.10)
日本盤発売: 2004年10月20日予定 (TOCP67494)
1. Not going anywhere
2. Polly
3. Road bin
4. End of May (Le sable mouvant)
5. Sailor & Widow
6. Sit in the sun
7. Right now & right here
(La disparition)
8. Seventeen (Surannee)
9. Spanish song bird
(Mes pas dans la neige)
10. By the cathedral
11. Ending song

 このアルバムから本国EMIの方針でCCCD仕様になりました。曲もいいしジャケも最高なのですぐにでも欲しかったのですが、CCCDは絶対に買いたくなかったのでしばらく様子を見ることに。そしてスイスのEMIからこの作品にボーナスCDが付いた限定盤が出ることを知り、早速日本のAmazonに問い合わせたところ「どうやらCCCDではないらしい」という回答を得ました。僕はすぐさま注文し、待つこと一ヶ月、忘れた頃に届いたそれは見事にフランス盤CCCDでした(涙)。聴きたい気持ちをぐっと堪え返品。今は8月20日に米BLUENOTE(ノラ・ジョーンズとかと同じレーベル)から発売されるUS盤の到着を待っています。CCCDじゃありませんように。
  そしてついに10月、待望の日本盤が発売されます。このアルバムから英語なので歌詞はなんとかなりそうなのですが、それでも日本盤はうれしい。まぁEMIはビートルズもCCCD発売するような会社なのでその辺はあきらめるとして、その分しっかりプロモーションしてもらおうじゃないの。あとは日本に来てくれれば何も言うことはないんだけどなぁ。。


 

 


LADY & BIRD
 
レディ&バード   (2003.10)
1. Do What I Do
2. Shepard's Song
3. Stephanie Says
4. Walk Real Slow
5. Suicide Is Painless
6. The Morning After
7. Run In The Morning Sun
8. See Me Fall
9. Blue Skies
10. La Ballade Of Lady & Bird

 

 これもCCCD。買おうか買うまいか悩んだのですが、
@さすがにこれは海外盤は出ないだろう
Aこの手の作品は早く買っておかないと手に入らなくなるかも
というような理由で泣く泣くぽちっとしました。初めてCCCDにお金を払ってしまった。無念…。